共通テスト 情報Ⅰ・2-17

情報デザインの手法の一問一答

共通テスト「情報Ⅰ」の「情報社会とデザイン」から、情報デザインの手法に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問12-17・基礎

地図記号やピクトグラムのように、対象の大事な特徴だけを残して細かい部分を省き、単純な図で表す情報デザインの手法を何というか。

  • ①抽象化
  • ②可視化
  • ③構造化
  • ④符号化
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正解 ①抽象化
解説
正解は「抽象化」。細部を省いて、本質的な特徴だけで表す手法です。

なぜ
例えば地図記号の学校は、建物の写真ではなく簡単な記号で表します。余計な情報を省くと、言葉が分からない人にも一目で意味が伝わります。学習指導要領解説は、抽象化の例としてアイコン・ピクトグラム・ダイヤグラム・地図を挙げています。

ひっかけ注意

・「可視化」…数値や関係など目に見えにくいものを、表・図解・グラフで見えるようにする手法。変化や大小をひと目でつかむため、折れ線グラフなどを使う。
・「構造化」…情報を順序・階層・分類などで整理する手法。章・節・項に分けた目次や、Webサイトの階層構造が例で、全体と部分の関係をつかむために使う。
・「符号化」…デジタル化の3段階(標本化・量子化・符号化)の最後で、量子化した値を0と1の並びに置き換えること。情報デザインの手法ではない。
問22-17・標準

次のア〜ウは、情報デザインのどの手法の例か。組み合わせとして最も適切なものを選べ。
ア:駅の案内板で、トイレを人の形の簡単な図で示す
イ:1年間の気温の変化を折れ線グラフで示す
ウ:説明書の内容を章・節・項に分けて目次にまとめる

  • ①ア:可視化 イ:抽象化 ウ:構造化
  • ②ア:抽象化 イ:可視化 ウ:構造化
  • ③ア:抽象化 イ:構造化 ウ:可視化
  • ④ア:構造化 イ:可視化 ウ:抽象化
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正解 ②ア:抽象化 イ:可視化 ウ:構造化
解説
正解は「ア:抽象化 イ:可視化 ウ:構造化」。省いて単純にする、見えるようにする、整理して並べる、の3つです。

なぜ
ア:人の形を単純な図にしているので抽象化です(ピクトグラム)。
イ:数値の変化をグラフで見えるようにしているので可視化です。
ウ:内容を階層に分けて整理しているので構造化です。

ひっかけ注意

・「ア:可視化 イ:抽象化 ウ:構造化」…アとイが逆。数値の変化を折れ線グラフにするのが可視化で、人の形を単純な図にするのは抽象化という違い。
・「ア:抽象化 イ:構造化 ウ:可視化」…イとウが逆。構造化は章・節・項のように階層で整理することで、グラフで数値を見せる可視化との違いに注意。
・「ア:構造化 イ:可視化 ウ:抽象化」…アとウが逆。構造化の例は文字の配置・ページレイアウト・Webサイトの階層構造など。細部を省くのは抽象化だけの特徴。
問32-17・標準
情報を整理する5つの方法をまとめた「LATCH」の考え方では、次の表の5つの基準を使う。
基準意味
Location位置
Alphabet言葉の並び順
Time時間
Category種類
Hierarchy量や大きさの順
辞書の見出し語を五十音順に並べるのは、どの方法にあたるか。
  • ①Category
  • ②Hierarchy
  • ③Alphabet
  • ④Location
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正解 ③Alphabet
解説
正解は「Alphabet」(アルファベット)。言葉の並び順で整理する方法で、英語ならアルファベット順、日本語なら五十音順がこれにあたります。

なぜ
表のとおり、五十音順は「言葉の並び順」にあたります。LATCHは、Location(位置)・Alphabet(アルファベット=言葉の順)・Time(時間)・Category(カテゴリ=種類)・Hierarchy(連続量=量や大きさの順)の頭文字です。辞書は、引きたい言葉の読みさえ分かれば探せるように、五十音順で並んでいます。文部科学省の教員研修用教材では、ワーマンが示したこの5つの基準を、位置・アルファベット・時間・カテゴリ・連続量と説明しています。5つ目は、資料によって呼び方が違います。

ひっかけ注意

・「Category」…カテゴリ。種類やグループごとに分ける方法。本を小説・図鑑・辞書に分けるなど、順番ではなく似たもの同士でまとめる点が違い。
・「Hierarchy」…連続量。値段・大きさ・評価の点数などの量の順に並べる方法。価格の安い順や、人口の多い順に並べるときに使う。
・「Location」…位置。地図やフロア案内のように、場所をもとに整理する方法。避難経路図のように、位置が大事なときに使う。
問42-17・標準

生徒会のAさんたちは、文化祭の案内Webページを、情報デザインの考え方にもとづいて「設計→制作→実行→評価→改善」の流れで作っている。公開後、来場者アンケートの結果と、ページの各部分が見られた回数の記録をもとに、目的どおりに情報が伝わったかを調べた。この作業は、どの段階にあたるか。

  • ①実行
  • ②改善
  • ③設計
  • ④評価
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正解 ④評価
解説
正解は「評価」。作ったものが目的どおりに受け手へ伝わったかを、アンケートや記録などで確かめる段階です。

なぜ
学習指導要領解説では、目的や受け手の状況に合わせたコンテンツを、設計・制作・実行・評価・改善という一連の過程で作り、この過程を繰り返すことが大切だとしています。評価では、自分で振り返る自己評価や、他の人に見てもらう相互評価、利用者へのアンケートなどを使います。評価で見つけた問題点をもとに直すのが改善で、改善したら再び評価します。

ひっかけ注意

・「実行」…完成したコンテンツを公開したり配ったりして、実際に受け手に使ってもらう段階。アンケートで結果を調べる前の段階である点が違い。
・「改善」…評価で見つかった問題点をもとに、コンテンツを直す段階。調べただけで、まだ直していない場合は改善にあたらない。
・「設計」…目的・受け手・伝える情報を決め、ページの構成や配置を計画する段階。制作に入る前に、ラフスケッチなどで見通しを立てるために行う。
問52-17・基礎
次の表は、色の三属性を説明したものである。
属性表すもの説明
色相色合い赤・黄・緑・青などの違い
明度明るさ白に近いほど高く、黒に近いほど低い
( ア )鮮やかさ高いほど鮮やかで、低いほどくすんだ色になる
表の( ア )に当てはまる、色の「鮮やかさ」の度合いを表すものはどれか。
  • ①彩度
  • ②明度
  • ③色相
  • ④輝度
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正解 ①彩度
解説
正解は「彩度」。彩度が高いほど鮮やかで、低いほどくすんだ色になります。

なぜ
表のとおり、色の三属性は、色相(赤・黄・青などの色合い)、明度(明るさ)、彩度(鮮やかさ)の3つです。白・灰色・黒は彩度がない色で、無彩色といいます。

ひっかけ注意

・「明度」…色の明るさの度合い。白に近いほど高く、黒に近いほど低い。無彩色も明度だけは持つ。
・「色相」…赤・黄・緑・青などの色合いの違い。色相を円形に並べたものを色相環という。
・「輝度」…画面や光源がどれだけ明るく光って見えるかを表す量。色の三属性には入らない。
問62-17・基礎

色相環(色相を円形に並べたもの)で、互いに向かい合う位置にある2色の関係を何というか。

  • ①類似色
  • ②補色
  • ③無彩色
  • ④同一色相
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正解 ②補色
解説
正解は「補色」。色相環で正反対にある2色で、並べると互いを引き立てて目立ちます。

なぜ
補色どうしを隣に置くと、差がはっきりして目を引きます。強調したい部分に補色を使うと、目立たせる効果があります。ただし、文字と背景では色合いの差だけでなく、明るさの差(コントラスト)も十分にとることが大切です。

ひっかけ注意

・「類似色」…色相環で隣り合う、近い位置の色どうし。反対側にある補色に対し、並べるとまとまりのある印象になる。
・「無彩色」…白・灰色・黒のように、色合い(色相)も鮮やかさ(彩度)も持たず、明度だけを持つ色。
・「同一色相」…同じ色合いで、明るさや鮮やかさだけが違う色どうし。統一感は出るが、補色ほどの強い差は出ない。
問72-17・標準

鮮やかな赤の絵の具に、白の絵の具を少しずつ混ぜていく。色の三属性はどう変化するか。最も適切なものを選べ。

  • ①明度が下がり、彩度が上がる
  • ②明度も彩度も両方上がる
  • ③明度が上がり、彩度が下がる
  • ④色相だけが変わっていく
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正解 ③明度が上がり、彩度が下がる
解説
正解は「明度が上がり、彩度が下がる」。白を混ぜると明るくなる一方、鮮やかさは薄まってピンクに近づきます。

なぜ
白は最も明度が高い無彩色です。これを混ぜると、色は明るく(明度が上がる)なります。同時に、無彩色が混ざるので鮮やかさ(彩度)は下がります。赤の色合い(色相)そのものはほとんど変わりません。

ひっかけ注意

・「明度が下がり、彩度が上がる」…明るさの変化が逆。明度が下がり、彩度も下がるのは、黒を混ぜたとき。
・「明度も彩度も両方上がる」…白は彩度のない無彩色のため、混ぜる量が増えるほど鮮やかさは下がる。
・「色相だけが変わっていく」…赤みはそのままで、変わるのは明るさと鮮やかさ。色相が変わるのは、黄など別の色を混ぜたとき。
問82-17・標準

図は、ある催しのチラシである。チラシを作るとき、「日時」と「場所」の情報をひとかたまりに寄せて置き、関係のない「問い合わせ先」とは間をあけて配置した。これはレイアウトの4原則のうち、どれを使った工夫か。

天体観測会日時:○月○日場所:屋上問い合わせ先
自作の模式図
  • ①整列
  • ②反復
  • ③対比
  • ④近接
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正解 ④近接
解説
正解は「近接」。関係のある情報どうしを近くに置き、まとまりとして見せる原則です。

なぜ
図では、日時と場所の行が近くにまとまり、問い合わせ先だけが下に離れています。人は、近くにあるものを同じグループだと感じます。関係のある項目を寄せ、関係のない項目との間をあけると、読み手は説明がなくても情報のまとまりが分かります。

ひっかけ注意

・「整列」…文字や図の端を、見えない線にそろえて並べる原則。左端をそろえるだけで、まとまりと読みやすさが出る。
・「反復」…見出しの色や形など、同じ表し方を繰り返す原則。ページが変わっても同じ種類の情報だと分かるため、資料全体がまとまる。
・「対比」…大きさ・太さ・色などの差をはっきり付けて、違いや重要度を目立たせる原則。見出しを本文より大きく太くするのが例。
問92-17・標準

図のように、複数ページの資料で、どのページでも見出しを同じ色・同じ大きさ・同じ形の帯で表した。これはレイアウトの4原則のうち、どれを使った工夫か。

見出し1ページ見出し2ページ見出し3ページ
自作の模式図
  • ①反復
  • ②整列
  • ③近接
  • ④対比
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正解 ①反復
解説
正解は「反復」。同じ表し方を繰り返すことで、資料全体に統一感が出ます。

なぜ
図の1〜3ページは、見出しの帯がすべて同じです。見出しのデザインがどのページでも同じなら、読み手は見ただけで見出しだと分かります。ページをまたいでも同じ種類の情報だと伝わり、全体がまとまって見えます。

ひっかけ注意

・「整列」…文字や図の端を、見えない線にそろえる原則。そろえるのは位置であり、この例のように色や形をそろえる場合は反復。
・「近接」…関係のある情報を近くに寄せ、関係のない情報とは間をあける原則。まとまりを距離で示す点が違い。
・「対比」…差をはっきり付けて目立たせる原則。この例は差を付けるのではなく、同じ形を繰り返している点が違い。
問102-17・基礎

「i」と「W」のように、文字ごとに横幅が異なるように作られたフォントを何というか。

  • ①等幅フォント
  • ②プロポーショナルフォント
  • ③ビットマップフォント
  • ④アウトラインフォント
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正解 ②プロポーショナルフォント
解説
正解は「プロポーショナルフォント」。文字の形に合わせて幅を変えるので、文章が自然な間隔で並びます。

なぜ
英語のプロポーショナル(proportional)は、「比例した・割合に応じた」という意味です。細い文字は狭く、広い文字は広く取るので、読みやすい見た目になります。

ひっかけ注意

・「等幅フォント」…すべての文字を同じ幅で作ったフォント。縦の位置がそろうため、プログラムや表の表示に使う。
・「ビットマップフォント」…文字を点(画素)の集まりで表したフォント。拡大するとギザギザになるため、決まった大きさで使う。
・「アウトラインフォント」…文字の輪郭を線や曲線(座標)で表したフォント。拡大しても形がなめらかなため、画像のベクタ形式と同じ考え方。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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