バリアフリーの考え方の説明として、最も適切なものはどれか。
- ①年齢や能力を問わず初めから誰もが使えるように作る
- ②利用者が迷わず効率よく満足して使えるかを高める
- ③障害のある人などが日々直面している障壁を取り除く
- ④見た目から使い方が自然に分かるように形を工夫する
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正解は「障害のある人などが日々直面している障壁を取り除く」。既にある段差などの障壁(バリア)をなくす考え方です。
なぜ
バリアフリーは、今ある障壁に対して後から手を打つ考え方です。例えば、階段の横にスロープを付けます。対象は段差などの物理的な障壁だけでなく、制度や心理面の障壁も含みます。ユニバーサルデザインは、初めから誰もが使いやすいように設計する考え方で、出発点が違います。
ひっかけ注意
・「年齢や能力を問わず初めから誰もが使えるように作る」…ユニバーサルデザインの説明。障壁が生まれる前に、最初から多様な人を対象にする点が違い。
・「利用者が迷わず効率よく満足して使えるかを高める」…ユーザビリティの説明。現行のJIS Z 8521:2020では、効果・効率・満足の3つでとらえる(1999年版の訳語は有効さ・効率・満足度)。
・「見た目から使い方が自然に分かるように形を工夫する」…アフォーダンスやシグニファイア(使い方の手がかり)に関わる説明。取っ手の形で引くと分かるようにするなど、操作性を高めるための工夫。