ここでは情報の特性を、学習指導要領の解説に沿って「形がない」「消えない」「簡単に複製できる」「容易に伝播する」の4つとする。
このうち「形がない」という特性から直接いえることとして、最も適切なものはどれか。
- ①人に教えても、自分の手元から内容がなくならない
- ②ネットに出ると、短い時間で多くの人に広がる
- ③伝えるには文字や音声などのメディアが必要になる
- ④元と同じ内容の写しを、何度でも簡単に作れる
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正解は「伝えるには文字や音声などのメディアが必要になる」。情報には形がないので、そのままでは手渡せず、何かに表して運ぶ必要があります。
なぜ
本のような『もの』は、手に取って相手に渡せます。情報には形がないので、文字・音声・画像などで表し、電波や紙などに乗せて届けます。このとき間に入るのがメディアです。なお、4つの特性を残存性・複製性・伝播性などと呼ぶ教科書もあり、呼び方は教科書によって違います。また、形がないため、受け手によって受け取り方(解釈)が変わり、誤解が生まれることもあります。だから、情報の信頼性を確かめる姿勢が大切になります。
ひっかけ注意
・「人に教えても、自分の手元から内容がなくならない」…『消えない』(残存性)からいえること。ものは渡すと手元からなくなる点が、情報との違い。
・「ネットに出ると、短い時間で多くの人に広がる」…『容易に伝播する』(伝播性)からいえること。ものを運ぶには時間と手間がかかる点が違い。
・「元と同じ内容の写しを、何度でも簡単に作れる」…『簡単に複製できる』(複製性)からいえること。デジタルなら何度写しても劣化しないため、無断コピーの問題にもつながる。