電子契約などにおいて、本人が作成した電子文書であることを証明し、改ざんされていないことを保証する技術的仕組みとして最も適切なものはどれか?
- ①デジタル署名(電子署名)
- ②タイムスタンプサービス
- ③ブロックチェーン技術
- ④バイオメトリクス認証
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正解は「デジタル署名(電子署名)」。本人が作った文書であることと、改ざんされていないことを確かめられる仕組みです。
なぜ
作成者は自分だけが持つ秘密鍵(ひみつの鍵)で文書から署名を作ります。受け取った人は、対になる公開鍵(だれでも入手できる鍵)で署名を検証します。検証に成功すれば、その秘密鍵の持ち主が作ったこと、途中で書き換えられていないことが分かります。電子署名法は、本人による電子署名がある電子文書は、本人が作ったもの(真正に成立したもの)と推定すると定めています(第3条)。紙の書類の印鑑やサインに当たる役割です。
ひっかけ注意
・「タイムスタンプサービス」…その時刻に文書が存在し、それ以後に書き換えられていないことを示すしくみ。だれが作ったかは示さないため、電子署名と組み合わせて使われる。
・「ブロックチェーン技術」…取引の記録のまとまりを、前のまとまりのハッシュ値でつないで多くの参加者で分けて持つしくみ。1か所を書き換えるとつながりが合わなくなるため改ざんに強いが、文書の作成者を証明するしくみではない。
・「バイオメトリクス認証」…指紋・顔・静脈など体の特徴で本人を確かめる方法(生体認証)。確かめるのはその場で操作している人だけで、文書が書き換えられていないかは確かめられない。