共通テスト 情報Ⅰ・3-5

アナログ情報のデジタル化の一問一答

共通テスト「情報Ⅰ」の「デジタル化とコンピュータ」から、アナログ情報のデジタル化に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説付き・基本無料

アプリ形式で解く(全800問) デジタル化とコンピュータの要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-5・基礎

図のような音の波などのアナログ情報をデジタル化する3つのステップとして、正しい順序はどれか?

048121601234567時間(相対値)波の大きさ(相対値)
自作の模式図
  • ①標本化 → 量子化 → 符号化
  • ②量子化 → 標本化 → 符号化
  • ③標本化 → 符号化 → 量子化
  • ④符号化 → 標本化 → 量子化
答えと解説を見る
正解 ①標本化 → 量子化 → 符号化
解説
正解は「標本化 → 量子化 → 符号化」。まず値を取り出し、次に段階の数に丸め、最後に0と1の並びにする。

なぜ
図の点は、波から一定の時間ごとに値を取り出したもので、最初の標本化にあたる。標本化(サンプリング)は、連続した波から一定の時間ごとに値を取り出すこと。量子化は、取り出した値を決まった段階のどれかに当てはめること。符号化は、その段階の番号を2進数のビット列に置き換えること。値を取り出さないと丸められず、丸めないと番号が決まらないので、この順になる。

ひっかけ注意

・「量子化 → 標本化 → 符号化」…量子化は、取り出した値を決めた段階(例:3ビットなら8段階)に当てはめる工程。値を取り出す標本化より先にはできない。
・「標本化 → 符号化 → 量子化」…符号化は、段階の値を2進数にする工程(例:段階の値5→101)。値が決まる量子化の後でないとできない。
・「符号化 → 標本化 → 量子化」…符号化は3つの工程の最後。0と1の並びになった後で、保存・圧縮・転送ができる。
問23-5・基礎

アナログ波形をデジタル化する際、元の波形を正しく復元するためには、元の波形の最大周波数の2倍より高い周波数で値を取り出す必要があるという原理はどれか?

  • ①ムーアの法則
  • ②標本化定理
  • ③ド・モルガンの法則
  • ④大数の法則
答えと解説を見る
正解 ②標本化定理
解説
正解は「標本化定理」。最も高い周波数の2倍より高い頻度で値を取り出せば、元の波を復元できるという原理。

なぜ
周波数は、1秒間に波が繰り返す回数(単位Hz)。1回の波の中で2回より多く値を取れば、波の山と谷をとらえられる。これより少ないと、元にない低い音のように記録されるゆがみ(エイリアシング)が起きる。ちょうど2倍では足りず、「2倍より高い」ことが条件。例えば44,100Hzで標本化すると、表せるのは22,050Hzより低い音まで。

ひっかけ注意

・「ムーアの法則」…集積回路に載る部品の数が、一定の期間ごとに約2倍に増えるという経験則。デジタル化の原理ではない。
・「ド・モルガンの法則」…「AかつB」の否定が「Aでない、またはBでない」になるという法則。論理回路を書き換えるときに使う。
・「大数の法則」…試行の回数を増やすほど、結果の割合が確率に近づくという法則(例:さいころの1の目は6分の1に近づく)。
問33-5・基礎

画像を構成する最小単位の点(ドット)を何と呼ぶか?

  • ①ビット(bit)
  • ②解像度(dpi)
  • ③画素(ピクセル)
  • ④フレーム
答えと解説を見る
正解 ③画素(ピクセル)
解説
正解は「画素(ピクセル)」。デジタル画像は、色を持った小さな点のあつまりで、その1つ1つが画素。

なぜ
画像をデジタル化するときは、画面をます目に区切り、ます目ごとの色を数値で記録する。このます目が画素。同じ大きさなら画素が多いほど細かい絵になる。

ひっかけ注意

・「ビット(bit)」…0か1かを表す情報の最小単位。8ビットで1バイトになり、画素の色を表す数値の単位として使う。
・「解像度(dpi)」…画素(点)の細かさを表す量。dpiは長さ1インチ(約2.54cm)に並ぶ点の数で、点そのものの名前ではない。
・「フレーム」…動画を作る1枚1枚の静止画。1秒あたりの枚数をフレームレート(単位fps)という。
問43-5・基礎

色の表現において、光の三原色(RGB)を混ぜ合わせると、どのような色になるか?(加法混色)

  • ①黒色になる
  • ②灰色になる
  • ③透明になる
  • ④白色になる
答えと解説を見る
正解 ④白色になる
解説
正解は「白色になる」。光の三原色(赤・緑・青)をすべて最も強く重ねると白になる。

なぜ
光は重ねるほど明るくなる。これを加法混色という。ディスプレイは、画素ごとに赤・緑・青の光の強さを変えて色を作っている。3色がすべて0なら光が出ないので黒になる。

ひっかけ注意

・「黒色になる」…RGBがすべて0(光を出さない)ときの色。色料の三原色CMYを重ねたときも黒に近づく(減法混色)。
・「灰色になる」…3色を同じ中くらいの強さ(例:各128)で重ねたときの色。3色とも最大の255なら白になる。
・「透明になる」…光を重ねても透明にはならない。画像では透明度(アルファ値)を色とは別に記録し、PNGなら半透明も表せる。
問53-5・標準

図は、1画素のビット数が1ビットと2ビットのときに使える明るさの例である。画像をデジタル化する際、1つの画素に割り当てるビット数を増やすとどうなるか?

--1ビット2ビット「-」は使えない(色が無い)
自作の図
  • ①表現できる色数(階調)が増える
  • ②解像度が高くなる(きめ細かくなる)
  • ③画像サイズ(容量)が小さくなる
  • ④画像の物理的な寸法が大きくなる
答えと解説を見る
正解 ①表現できる色数(階調)が増える
解説
正解は「表現できる色数(階調)が増える」。1画素のビット数が1増えるごとに、表せる色の数は2倍になる。

手順
①図のとおり、1ビットなら2通り(白と黒など)、2ビットなら4通り。
②8ビットなら2の8乗=256通り。
③24ビットなら2の24乗=16,777,216通り(約1677万色)。

ひっかけ注意

・「解像度が高くなる(きめ細かくなる)」…きめ細かさは画素の数や密度(dpi・ppi)で決まる。ビット数を増やしても画素の数は同じため、細かさは変わらない。
・「画像サイズ(容量)が小さくなる」…データ量=画素数×1画素のビット数なので、ビット数が増えるとデータ量は大きくなる(8→16ビットで2倍)。
・「画像の物理的な寸法が大きくなる」…印刷の大きさは画素数÷dpiで決まる(例:1,200画素を300dpiなら4インチ)。ビット数では変わらない。
問63-5・基礎

1秒間の動画を構成する静止画(フレーム)の枚数を表す単位はどれか?

  • ①dpi
  • ②fps
  • ③bps
  • ④Hz
答えと解説を見る
正解 ②fps
解説
正解は「fps」。frames per second の略で、1秒間に何枚の静止画(フレーム)を表示するかを表す。

なぜ
動画は、少しずつ違う静止画を次々に切り替えて動いて見せている。1秒あたりの枚数(フレームレート)が多いほど、動きがなめらかに見える。

ひっかけ注意

・「dpi」…dots per inch。長さ1インチ(約2.54cm)に並ぶ点の数で、プリンタやスキャナの細かさを表す。
・「bps」…bits per second。1秒間に送れるビット数で、通信速度を表す(例:100Mbpsなら1秒に1億ビット)。
・「Hz」…1秒間に何回繰り返すか(周波数)の単位。音の標本化周波数(例:44,100Hz)などに使う。
問73-5・標準

図は、音の波の値を0〜7の8段階に当てはめた様子である。音のデジタル化において、縦軸(振幅)の値を何段階の数値で表すかを決めるものを何と呼ぶか?

024681001234567時間(相対値)段階
自作の模式図
  • ①サンプリング周波数
  • ②ビットレート
  • ③量子化ビット数
  • ④圧縮率
答えと解説を見る
正解 ③量子化ビット数
解説
正解は「量子化ビット数」。量子化した1つの値を何ビットで表すかを決めたもので、これで段階の数が決まる。

なぜ
図の8段階は、3ビット(2の3乗=8)の量子化にあたる。量子化ビット数がnビットなら、段階の数は2のn乗になる。例えば16ビットなら65,536段階。段階が多いほど元の波に近い値で記録できるが、そのぶんデータ量は増える。

ひっかけ注意

・「サンプリング周波数」…1秒間に何回値を取り出すか(単位Hz)。横軸(時間)の細かさを決め、段階の数とは関係ない。
・「ビットレート」…1秒あたりのデータ量(bps)。非圧縮の音なら、標本化周波数×量子化ビット数×チャンネル数で求める。
・「圧縮率」…データを圧縮したときの縮み具合を表す値。圧縮後÷元×100とするなら、10MB→2MBで20%(向きは資料によって違う)。段階の数とは関係ない。
問83-5・基礎

色材の三原色であるシアン・マゼンタ・イエローに黒を加えた4色で印刷を行うカラーモデルはどれか?

  • ①RGBカラーモデル
  • ②HSVカラーモデル
  • ③グレースケール
  • ④CMYKカラーモデル
答えと解説を見る
正解 ④CMYKカラーモデル
解説
正解は「CMYKカラーモデル」。シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)に黒を加えた、プリンタなどで使う色の表し方。

なぜ
インクは重ねるほど光を吸収して暗くなる(減法混色)。プリンタなどでは、この3色に黒のインクも足して、4色で印刷することが多い。Kは、輪郭などを刷る黒の版を指すキープレート(Key Plate)の頭文字。

ひっかけ注意

・「RGBカラーモデル」…光の三原色(赤・緑・青)で色を作る方式。ディスプレイ向けで、3色を最大で重ねると白(加法混色)。
・「HSVカラーモデル」…色相・彩度・明度の3つで色を指定する方式。インクの組み合わせを表すものではない。
・「グレースケール」…白から黒までの明るさだけで表す方式(例:8ビットなら256階調)。色みは持たない。
問93-5・基礎

解像度の単位「dpi」の意味として正しいものはどれか?

  • ①1インチあたりのドット数
  • ②1秒間に処理できるドット数
  • ③1画像あたりの総ドット数
  • ④1バイトあたりのドット数
答えと解説を見る
正解 ①1インチあたりのドット数
解説
正解は「1インチあたりのドット数」。dpi は dots per inch の略。

なぜ
1インチは約2.54cm。その長さの中に点(ドット)がいくつ並ぶかを表す。「1インチ四方(面積)」ではなく、長さ1インチあたりの数である点に注意。数値が大きいほど点がつまっていて、印刷やスキャンが細かくなる。

ひっかけ注意

・「1秒間に処理できるドット数」…「1秒あたり」を表すのは per second(fps・bps など)。dpiは時間ではなく長さあたりの数。
・「1画像あたりの総ドット数」…これは画素数(例:横1920×縦1080=2,073,600画素)で、密度ではない。
・「1バイトあたりのドット数」…このような単位はない。バイトはデータ量の単位で、1バイト=8ビット。
問103-5・基礎

図は、フルカラー(24ビットカラー)の画像で、1つの画素の色を表す24ビットを並べたものである。R, G, Bの各色はそれぞれ何ビット(何階調)で表現されるか?

24個のます=1画素の色を表す24ビット
自作の図
  • ①各色4ビット(16階調)
  • ②各色8ビット(256階調)
  • ③各色16ビット(65536階調)
  • ④各色24ビット(約1677万階調)
答えと解説を見る
正解 ②各色8ビット(256階調)
解説
正解は「各色8ビット(256階調)」。3色×8ビット=24ビットになる。

手順
①図の24ビットを赤・緑・青の3色で分けると、24÷3=8ビットずつ。
②8ビットで表せる段階は2の8乗=256階調。
③色の組み合わせは256×256×256=16,777,216通り(約1677万色)。

ひっかけ注意

・「各色4ビット(16階調)」…3色で合計12ビット。表せる色は16×16×16=4,096色で、24ビットに足りない。
・「各色16ビット(65536階調)」…3色で合計48ビットになり、24ビットの2倍になる。
・「各色24ビット(約1677万階調)」…約1677万(16,777,216)は3色を合わせた色の数。1色あたりは256階調。

当サイトは、独立行政法人 大学入試センターとは一切関係のない、非公式の学習サイトです。試験に関する最新情報は、大学入試センターの公式サイトでご確認ください。

共通テスト 情報Ⅰ 基礎完全対策(全800問)に戻る

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】