感染症の流行をモデル化する「SIRモデル」において、人々を分ける3つのグループの記号として使われないものはどれか?
- ①D(死亡者)
- ②S(未感染者)
- ③I(感染者)
- ④R(回復者)
答えと解説を見る
正解は「D(死亡者)」。基本のSIRモデルが使う記号は、S・I・Rの3つだけです。(情報Ⅰの範囲を少し超えた発展の内容です)
なぜ
SIRモデルは、人々を3つのグループに分けて、それぞれの人数が時間とともにどう変わるかを式で表します。Sはまだ感染しておらず免疫がない人、Iは今感染している人、Rは回復して免疫ができた人です(亡くなった人も、もう感染を広げない人としてRにまとめて扱う資料があります)。全体の人数は一定と考え、感染した人の割合でSからIへ、回復した人の割合でIからRへ移します。
ひっかけ注意
・「S(未感染者)」…susceptible(感染しうる)の頭文字。免疫がなく、感染者と接触すると一定の割合でIへ移る。
・「I(感染者)」…infected(感染した)の頭文字。今感染している人で、一定の割合で回復してRへ移る。
・「R(回復者)」…recovered(回復した)の頭文字。3つ目のグループで、免疫ができて再び感染しない人として扱う。死亡者を別のグループDに分けず、Rに含める考え方もある。