共通テスト 情報Ⅰ・5-3

IPアドレスとドメイン名の一問一答

共通テスト「情報Ⅰ」の「ネットワークとデータの活用」から、IPアドレスとドメイン名に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説付き・基本無料

アプリ形式で解く(全800問) ネットワークとデータの活用の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問15-3・標準

IPv6のアドレスは128ビットである。このアドレスの書き表し方として、RFC 4291 で定められているものはどれか。

  • ①8ビットずつ16個に区切り、10進数で表してドット(.)でつなぐ
  • ②16ビットずつ8つに区切り、10進数で表してドット(.)でつなぐ
  • ③16ビットずつ8つに区切り、16進数で表してコロン(:)でつなぐ
  • ④32ビットずつ4つに区切り、16進数で表してハイフン(-)でつなぐ
答えと解説を見る
正解 ③16ビットずつ8つに区切り、16進数で表してコロン(:)でつなぐ
解説
正解は「16ビットずつ8つに区切り、16進数で表してコロン(:)でつなぐ」。例:2001:db8:0:0:8:800:200c:417a。

なぜ
128÷16=8なので、区切りは8つになる。16ビットは16進数でちょうど4桁(0000〜ffff)で表せる。区切りの先頭の0は省略でき、0だけの区切りが続く所は、コロン2つ(::)で1回だけまとめて書ける(例:2001:db8::8:800:200c:417a)。一方、IPv4は32ビットを8ビットずつ4つに区切り、10進数で表してドットでつなぐ。

ひっかけ注意

・「8ビットずつ16個に区切り、10進数で表してドット(.)でつなぐ」…IPv4の書き方をIPv6に当てはめた誤り。8ビットずつ10進数とドットで書くのはIPv4(32ビット、区切りは4つ)
・「16ビットずつ8つに区切り、10進数で表してドット(.)でつなぐ」…区切り方は正しいが、数の表し方とつなぐ記号が違う。16ビットは16進数でちょうど4桁(最大ffff=10進数で65535)
・「32ビットずつ4つに区切り、16進数で表してハイフン(-)でつなぐ」…区切りの長さが違う。ハイフン区切りは、MACアドレス(48ビット)を16進数2桁ずつ6つに分けて書くときに使われる
問25-3・基礎

図のように、IPv4アドレスは、32ビットを8ビットずつ4つに区切り、それぞれを10進数で表して「.」でつないで書く。この書き方として正しいものはどれか。

8ビット0〜2558ビット0〜2558ビット0〜2558ビット0〜255...合計32ビット
自作の模式図
  • ①172.16.256.20
  • ②172.16.5
  • ③172.16.5.20.1
  • ④172.16.5.20
答えと解説を見る
正解 ④172.16.5.20
解説
正解は「172.16.5.20」。4つの数がどれも0〜255の範囲に入っている。

なぜ
図の4つの区切りは、それぞれ8ビット。8ビットで表せるのは00000000〜11111111、10進数で0〜255の256通り。だから区切った1つの数は255を超えない。また、32÷8=4なので、数はちょうど4つになる。なお、172.16.5.20 はプライベートアドレスの範囲(172.16.0.0〜172.31.255.255)にも入っている。

ひっかけ注意

・「172.16.256.20」…256は8ビットで表せない。8ビットで表せる最大は2の8乗−1=255
・「172.16.5」…数が3つだけで、8×3=24ビット分しかない。IPv4は32ビットなので数は4つ
・「172.16.5.20.1」…数が5つあり、8×5=40ビット分になる。32ビットを超えるのでIPv4のアドレスとして成り立たない
問35-3・標準
IPv4のアドレスは32ビットである。必要なら、次の表を使ってよい。
n2430
2のn乗16,777,2161,073,741,824
IPv4で表せるアドレスの数として、最も近いものはどれか。
  • ①約43億通り
  • ②約21億通り
  • ③約1678万通り
  • ④約32億通り
答えと解説を見る
正解 ①約43億通り
解説
正解は「約43億通り」。2の32乗=4294967296で、約43億になる。

手順
①1ビットで2通り、2ビットで4通りのように、ビットが1つ増えるごとに表せる数は2倍になる。
②32ビットでは2の32乗通り。
③表の2の30乗(約10.7億)を使うと、2の32乗=2の30乗×4=約42.9億。2の10乗=1024をおよそ1000とみて、4×(2の10乗)の3乗=およそ40億と見積もってもよい。正確には4294967296で約43億。インターネットにつながる機器が増えてこれでは足りなくなってきたため、128ビットのIPv6が作られた。

ひっかけ注意

・「約21億通り」…2の31乗(2147483648)の値。31ビット分しか数えていない。32ビットなら、その2倍になる
・「約1678万通り」…2の24乗(16777216)の値。24ビットはIPv4の上位3つの数の分で、32ビット全体ではない
・「約32億通り」…ビット数の32をそのまま億に結び付けた誤り。表せる数は2を32回掛けた数で、ビット数に比例はしない
問45-3・標準
RFC 1918 は、次の表の3つの範囲をIPv4のプライベートアドレスとして定めている。
範囲の始まり範囲の終わり
10.0.0.010.255.255.255
172.16.0.0172.31.255.255
192.168.0.0192.168.255.255
この範囲に入るIPv4アドレスはどれか。
  • ①172.40.3.4
  • ②172.20.3.4
  • ③192.169.3.4
  • ④11.0.3.4
答えと解説を見る
正解 ②172.20.3.4
解説
正解は「172.20.3.4」。172.16.0.0〜172.31.255.255 の範囲に入っている。

なぜ
問題の表の3つの範囲と、1つずつ比べる。172で始まる範囲は、2番目の数が16〜31のものだけである。プレフィックス表記では、10/8、172.16/12、192.168/16 と書く。

ひっかけ注意

・「172.40.3.4」…172で始まっても、プライベートなのは2番目の数が16〜31の場合だけ。40は範囲外
・「192.169.3.4」…プライベートなのは192.168で始まる範囲(192.168.0.0〜192.168.255.255)だけ。169は範囲外
・「11.0.3.4」…プライベートなのは10で始まる範囲(10.0.0.0〜10.255.255.255)だけ。11は範囲外
問55-3・基礎

プライベートアドレスの説明として、最も適切なものはどれか。

  • ①世界で重ならないよう、管理団体から割り当てを受けて使うアドレス
  • ②コンピュータが自分自身を指すときに使う、特別に決められたアドレス
  • ③組織の中で自由に割り当て、インターネットの宛先には使わないアドレス
  • ④IPv6だけで使われている、128ビットの長さを持つ特別なアドレス
答えと解説を見る
正解 ③組織の中で自由に割り当て、インターネットの宛先には使わないアドレス
解説
正解は「組織の中で自由に割り当て、インターネットの宛先には使わないアドレス」。

なぜ
プライベートアドレスは、どこにも申し込まずに組織の中で使ってよい。別々の組織が同じアドレスを使うこともあるので、インターネットの中では宛先として通用しない。外と通信するときは、ルータなどがNAT(アドレス変換)でグローバルアドレスに変換して通信する。

ひっかけ注意

・「世界で重ならないよう、管理団体から割り当てを受けて使うアドレス」…グローバルアドレスの説明。インターネット上の宛先として使うため、世界で1つだけになるよう管理されている
・「コンピュータが自分自身を指すときに使う、特別に決められたアドレス」…ループバックアドレスの説明。IPv4では127で始まるアドレス(127.0.0.1など)、IPv6では::1
・「IPv6だけで使われている、128ビットの長さを持つ特別なアドレス」…RFC 1918 のプライベートアドレスはIPv4の決まりで、長さは32ビット。10.・172.16〜31.・192.168.で始まる3つの範囲がある
問65-3・標準

IPv4アドレスの上位24ビットがネットワーク部、下位8ビットがホスト部であるとする。図は、「172.16.40.25」をこの2つの部分に分けたものである。「172.16.40.25」と同じネットワークに属するアドレスはどれか。

172164025...ネットワーク部(24ビット)ホスト部(8ビット)
自作の図
  • ①172.16.41.25
  • ②172.17.40.25
  • ③173.16.40.25
  • ④172.16.40.130
答えと解説を見る
正解 ④172.16.40.130
解説
正解は「172.16.40.130」。

なぜ
図のとおり、上位24ビットは、先頭から3つの数(8ビット×3)にあたる。ネットワーク部が同じ172.16.40なら、同じネットワークに属する。最後の数(ホスト部)は、ネットワークの中の機器を区別する番号である。この分け方は、サブネットマスクで書くと255.255.255.0、プレフィックス表記では172.16.40.0/24 となる。

ひっかけ注意

・「172.16.41.25」…3番目の数が40と41で違う。ネットワーク部の24ビットのうち1ビットでも違えば、別のネットワーク
・「172.17.40.25」…2番目の数が16と17で違う。ホスト部の25が同じでも、ネットワーク部が違うので別のネットワーク
・「173.16.40.25」…1番目の数が172と173で違う。ネットワーク部は左から3つの数(8ビット×3=24ビット)すべてが一致する必要がある
問75-3・標準
ネットワーク部が上位24ビット、ホスト部が下位8ビットのネットワークがある。このネットワークでは、ホスト部の値を次の表のように使う。
ホスト部の8ビット使い方
00000000(すべて0)機器には割り当てない
00000001〜11111110機器に割り当てる
11111111(すべて1)機器には割り当てない(全員宛て)
機器に割り当てられるアドレスは最大いくつか。
  • ①254個
  • ②256個
  • ③255個
  • ④24個
答えと解説を見る
正解 ①254個
解説
正解は「254個」。

手順
表の真ん中の行の数を求める。①ホスト部は8ビットなので、2の8乗=256通り。
②ホスト部がすべて1のアドレスはネットワーク内の全員宛て(ブロードキャスト)に使い、すべて0のアドレスも機器には割り当てない。この2つを除く。
③256−2=254個。

ひっかけ注意

・「256個」…2の8乗=256通りから、使えない2つ(すべて0とすべて1)を引いていない値
・「255個」…1つしか引いていない値。ホスト部がすべて0のアドレスと、すべて1のブロードキャストアドレスの2つを除く
・「24個」…ネットワーク部のビット数(24ビット)と取り違えた値。ホスト部が8ビットなら、割り当てられるのは2の8乗−2
問85-3・基礎

Webブラウザに「www.example.com」と入力すると、まずこのドメイン名に対応するIPアドレスをDNSサーバに問い合わせて調べる。この処理を何と呼ぶか。

  • ①経路制御
  • ②名前解決
  • ③誤り検出
  • ④アドレス変換
答えと解説を見る
正解 ②名前解決
解説
正解は「名前解決」。DNSがこの仕事を受け持つ。

なぜ
人は覚えやすいドメイン名を使うが、通信の宛先には数字のIPアドレスが必要である。そこで、ドメイン名をIPアドレスに対応させて調べる。この処理を名前解決という。

ひっかけ注意

・「経路制御」…ルータが宛先のIPアドレスを見て、次にどのルータへ送るかを決めること(ルーティング)。学習指導要領の解説でも、プロトコルの役割の1つとされる
・「誤り検出」…届いたデータに誤りがないかを調べること。パリティビットやチェックサムを使い、誤りが見つかった場合はTCPなら送り直しにつながる
・「アドレス変換」…プライベートアドレスとグローバルアドレスを置き換えること(NAT)。ポート番号も変換して1つのグローバルアドレスを共有する方式をNAPTという
問95-3・標準

ドメイン名の情報は、木構造(階層)に分けて多くのDNSサーバで管理されている。ある機器が「www.example.com」のIPアドレスを、ルートのDNSサーバから始めて順にたどって調べる。このとき問い合わせるDNSサーバが受け持つ部分の順として正しいものはどれか。最後に問い合わせたDNSサーバが、www.example.com のIPアドレスを答えるものとする。

  • ①example.com → com → ルート
  • ②ルート → www → example
  • ③ルート → com → example.com
  • ④com → example.com → ルート
答えと解説を見る
正解 ③ルート → com → example.com
解説
正解は「ルート → com → example.com」。ドメイン名は右ほど上位なので、いちばん上のルートから右の部分へと順にたどる。

なぜ
DNSの情報は1台のサーバにまとめず、階層ごとに分けて多くのDNSサーバで分散して管理している。ルートのDNSサーバはcomを受け持つサーバを教え、comのサーバはexample.comを受け持つサーバを教える。最後にexample.comのDNSサーバが、wwwのIPアドレスを答える。ふだんは、利用者の機器がプロバイダなどのDNSサーバに、答えまで調べて返すよう頼む(再帰的な問い合わせ)。頼まれたサーバが代わりにこの手順をたどり、得た答えをしばらく覚えておく(キャッシュ)。

ひっかけ注意

・「example.com → com → ルート」…順番が逆。上位のサーバが下位の担当サーバを教えるしくみのため、出発点はいちばん上のルートになる
・「ルート → www → example」…ドメイン名を左から読んだ誤り。右ほどルートに近いため、ルートのすぐ下は右端のcom(トップレベルドメイン)で、左端のwwwは最も下位
・「com → example.com → ルート」…ルートが最後になっている。木構造のいちばん上はルートで、comなどのトップレベルドメインはそのすぐ下の1段目にあたる
問105-3・標準

ネットワークで使われる仕組みと、その役割の組み合わせとして正しいものはどれか。

  • ①DNS—アドレス変換
  • ②NAT—名前解決
  • ③SMTP—Webページ取得
  • ④DHCP—アドレス自動設定
答えと解説を見る
正解 ④DHCP—アドレス自動設定
解説
正解は「DHCP—アドレス自動設定」。

なぜ
DHCPは、ネットワークにつないだ機器に、IPアドレスやDNSサーバの情報などの設定を自動で配る仕組み。人が1台ずつ手で設定しなくてよくなる。アドレスは期限付きで貸し出す(リース)ので、使われなくなったアドレスを別の機器で再利用できる。

ひっかけ注意

・「DNS—アドレス変換」…DNSの役割は名前解決(ドメイン名からIPアドレスを調べること)。アドレス変換を受け持つのはNATのため、組み合わせが入れ替わっている
・「NAT—名前解決」…NATの役割は、プライベートアドレスとグローバルアドレスの変換。ポート番号まで変換して1つのグローバルアドレスを共有する方式をNAPTという
・「SMTP—Webページ取得」…SMTPは電子メールをサーバへ送ったり、サーバ間で転送したりするためのもの。Webページの取得はHTTPで、ふつうTCPの80番ポートを使う

当サイトは、独立行政法人 大学入試センターとは一切関係のない、非公式の学習サイトです。試験に関する最新情報は、大学入試センターの公式サイトでご確認ください。

共通テスト 情報Ⅰ 基礎完全対策(全800問)に戻る

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】