共通テスト 情報Ⅰ・5-7

Webと電子メールの仕組みの一問一答

共通テスト「情報Ⅰ」の「ネットワークとデータの活用」から、Webと電子メールの仕組みに関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問15-7・基礎

図は、URL「https://www.example.jp/a/b.html」を、意味のまとまりごとに区切って示したものである。このURLのうち、Webサーバを指すホスト名にあたる部分はどれか。

https://www.example.jp/a/b.html
自作の図(アドレスは説明用の例)
  • ①www.example.jp
  • ②https
  • ③/a/b.html
  • ④b.html
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正解 ①www.example.jp
解説
正解は「www.example.jp」。URLの中で、どのサーバにつなぐかを表す部分(ホスト名)です。

なぜ
図の区切りは、左から順に、スキーム、「://」、ホスト名、パスです。URLは、スキーム(通信の方式)、://、ホスト名(サーバの名前)、パス(サーバの中の場所)の順に並びます。ホスト名はドメイン名を使って書かれ、DNSでIPアドレスに変換されてから接続に使われます。

ひっかけ注意

・「https」…スキームです。通信の方式を表し、https なら、TLSで暗号化したHTTPで通信することを示します。ポート番号を省略したときは443番につなぎます。
・「/a/b.html」…パスです。ホスト名の直後の / から後ろの部分で、サーバの中のどのファイルかを表すために使います。
・「b.html」…パスの最後にあるファイル名です。サーバの中のファイルを表すだけなので、どのサーバにつなぐかは決められません。末尾の .html は、主にHTML形式のファイルであることを表します。
問25-7・基礎

HTTPSの説明として最も適切なものはどれか。

  • ①HTTPの通信を圧縮して転送量を減らす方式
  • ②HTTPの通信をTLSで暗号化して送る方式
  • ③HTTPの通信を別のサーバが中継する方式
  • ④HTTPで受け取った文書を端末にためる方式
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正解 ②HTTPの通信をTLSで暗号化して送る方式
解説
正解は「HTTPの通信をTLSで暗号化して送る方式」。HTTPSは、Webのやりとり(HTTP)を、TLSという暗号化の仕組みで守ったものです。

なぜ
HTTPのままだと、送った内容が途中の経路で読まれたり書き換えられたりするおそれがあります。HTTPSではTLSで暗号化するため、途中で盗み見されにくく、改ざんにも気づけます。ポート番号を書かないとき、HTTPは80番、HTTPSは443番が使われます。

ひっかけ注意

・「HTTPの通信を圧縮して転送量を減らす方式」…データを小さくする工夫の説明です。圧縮したデータは元に戻せるため、盗み見を防ぐ働きはありません。
・「HTTPの通信を別のサーバが中継する方式」…プロキシサーバの説明です。利用者の代わりにWebサーバとやり取りする場合に使い、暗号化の仕組みではありません。
・「HTTPで受け取った文書を端末にためる方式」…キャッシュの説明です。一度見たページを手元に保存しておき、次に見るときに速く表示するために使います。
問35-7・基礎

受信したメールをメールサーバ上に置いたまま管理し、スマートフォンとパソコンのように複数の端末から同じ受信箱を見るのに向いているプロトコルはどれか。

  • ①POP
  • ②SMTP
  • ③IMAP
  • ④FTP
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正解 ③IMAP
解説
正解は「IMAP」。メールをサーバに残したまま読むので、どの端末から見ても同じ状態(既読・フォルダ分けなど)になります。

なぜ
IMAPでは、メールの本体も既読の印もサーバ側で管理します。そのため、ある端末で読んだメールは、別の端末でも既読として表示されます。標準のポート番号は143番で、TLSで暗号化する場合は993番を使います。

ひっかけ注意

・「POP」…メールを自分の端末に取り込んで読む方式です(POP3の標準のポート番号は110番)。取り込んだ後にサーバから消すかどうかは、メールソフトの指示(設定)で決まります。消す使い方が基本とされ、消すと別の端末からは同じメールを見られません。
・「SMTP」…メールを送るときと、サーバ間で転送するときのプロトコルです。サーバ間の転送には25番、端末からサーバへの送信には587番のポートが使われます。受信箱の中身を見るためのものではありません。
・「FTP」…ファイルを転送するためのプロトコルです(制御用の標準のポート番号は21番)。メールの受信箱を管理する機能はありません。
問45-7・標準

Aさんが、宛先を hana@example.com としてメールを送った。送信側のメールサーバは、このメールをどのメールサーバへ転送すればよいかを調べる。このとき、宛先アドレスのどの部分を、どの仕組みで調べるか。組合せとして最も適切なものはどれか。

  • ①@より前の部分を、DNSで調べる
  • ②@より後ろのドメイン名を、DHCPで調べる
  • ③@より前の部分を、DHCPで調べる
  • ④@より後ろのドメイン名を、DNSで調べる
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正解 ④@より後ろのドメイン名を、DNSで調べる
解説
正解は「@より後ろのドメイン名を、DNSで調べる」。メールアドレスは、ローカル部@ドメイン名 の形で、@より後ろのドメイン名が、どのメールサーバに届ければよいかを決めます。

なぜ
送信側のメールサーバは、宛先のドメイン名(ここでは example.com)をDNSに問い合わせて、そのドメインのメールを受け取るサーバを調べます。DNSには、そのドメインのメールを受け取るサーバを示す情報(MXと呼ばれる情報)も登録されています。見つかったサーバへは、SMTPでメールを転送します。@より前の部分(hana)は、届いた先のメールサーバの中で、どの人の受信箱に入れるかを区別するために使います。

ひっかけ注意

・「@より前の部分を、DNSで調べる」…@より前は受信箱(利用者)を区別する部分です。DNSにはドメイン名とIPアドレスなどの対応が登録されていて、個人の受信箱の名前は登録されていないため、届け先のサーバは@より後ろのドメイン名で決まります。
・「@より後ろのドメイン名を、DHCPで調べる」…部分は正しいですが、DHCPはネットワークにつないだ機器にIPアドレスなどの設定を自動で配る仕組みで、宛先のサーバを探すためのものではありません。
・「@より前の部分を、DHCPで調べる」…部分も仕組みも違います。DHCPは機器にIPアドレスなどを配るときに使い、@より前はサーバの中で受信箱を選ぶときに使います。
問55-7・標準

Aさんが、図のように、Toに「Bさん」、Ccに「Cさん」、Bccに「Dさん」を入れてメールを送った。Cさんが受け取ったメールを見て分かる受信者の組合せはどれか(Aさん本人は除く)。

ToBさんCcCさんBccDさん
自作の模式図
  • ①BさんとCさん
  • ②BさんとCさんとDさん
  • ③Cさんだけ
  • ④CさんとDさん
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正解 ①BさんとCさん
解説
正解は「BさんとCさん」。ToとCcの宛先は表示されますが、Bccの宛先は表示されません。

なぜ
図のTo(Bさん)とCc(Cさん)は表示され、Bcc(Dさん)は表示されません。Toは主な宛先、Ccは控えとして送る相手で、どちらも受け取った人全員に見えます。Bccは、他の受信者にアドレスを知らせない宛先です。お互いに知り合いでない大勢に一斉に送るとき、アドレスを他人に知られないようにするために使います。

ひっかけ注意

・「BさんとCさんとDさん」…Bccのアドレスまで見えるとした誤りです。Bccに入れた宛先は、他の受信者には知らせない決まりのため、Dさんは表示されません。
・「Cさんだけ」…Ccで受け取った場合でも、Toの宛先は見えます。ToとCcは、受け取った全員に表示されます。
・「CさんとDさん」…ToのBさんは見え、BccのDさんは見えないので逆です。Bccは宛先を隠すための欄なので、Dさんにメールは届いても、他の受信者には表示されません。
問65-7・標準

図は、URL「https://www.example.jp:8080/news/list.html」を、意味のまとまりごとに区切ったものである。色を付けた「8080」は何を表しているか。

https://www.example.jp:8080/news/list.html(1行のURLを2段に分けて示した)
自作の図(アドレスは説明用の例)
  • ①IPアドレス
  • ②ポート番号
  • ③パス
  • ④スキーム
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正解 ②ポート番号
解説
正解は「ポート番号」。ホスト名の後ろにコロン(:)で区切って書く数字は、サーバの中のどの窓口につなぐかを表します。

なぜ
図の区切りは、左から順にスキーム、ホスト名、ポート番号、パスです。1台のサーバでも、Webやメールなど複数のサービスが動いています。ポート番号は、そのうちどのサービスの窓口かを区別する番号です。省略したときは、HTTPなら80番、HTTPSなら443番が使われます。この問題では、8080番の窓口につなぐことを指定しています。

ひっかけ注意

・「IPアドレス」…ネットワーク上の機器を表す番号で、IPv4なら 192.0.2.1 のように4つの数をピリオドで区切ります。URLではホスト名の位置に書かれます。
・「パス」…/news/list.html の部分です。サーバの中のどのファイルかを表すため、ポート番号の後ろに / から書きます。
・「スキーム」…先頭の https の部分です。通信の方式を表し、https ならポート番号を省略したとき443番が使われます。
問75-7・標準

ブラウザでURLを入力してからWebページが表示されるまでの主な流れについて、図のア〜エを正しい順に並べたものはどれか。
ア:Webサーバにページを要求する(HTTPリクエスト)
イ:ブラウザが受け取ったHTMLを解釈して画面に表示する
ウ:DNSサーバに問い合わせて、ホスト名からIPアドレスを調べる
エ:Webサーバが要求されたデータを送り返す(HTTPレスポンス)

ウアエブラウザDNSサーバWebサーバイ 画面に表示
自作の模式図
  • ①ア→ウ→エ→イ
  • ②ウ→エ→ア→イ
  • ③ウ→ア→エ→イ
  • ④ア→エ→ウ→イ
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正解 ③ウ→ア→エ→イ
解説
正解は「ウ→ア→エ→イ」。まず相手の住所(IPアドレス)を調べ、それから要求を送り、返事を受け取って表示します。

手順
図の矢印を、起こる順にたどる。①ウ:ホスト名のままでは通信できないので、DNSでIPアドレスを調べます。
②ア:分かったIPアドレスのWebサーバに、ページを送ってほしいと要求します。
③エ:Webサーバが、要求されたHTMLなどを送り返します。
④イ:ブラウザがHTMLを読み取り、画面に表示します。HTMLは、見出しや段落などの文書の構造をタグで表す言語です。

ひっかけ注意

・「ア→ウ→エ→イ」…IPアドレスが分からないうちは、どのサーバに要求を送ればよいか決まらないため、DNSの問い合わせ(ウ)が先です。
・「ウ→エ→ア→イ」…要求(ア)より先に返事(エ)が来ることはありません。HTTPでは、ブラウザ(クライアント)が要求を送った場合に、サーバがそれに応答を返します。
・「ア→エ→ウ→イ」…DNSの問い合わせ(ウ)を、ページを受け取った後に行っているため誤りです。名前から番号を調べるのは最初の段階です。
問85-7・標準

電子メールが届くまでの流れを図のように表した。(ア)〜(ウ)で主に使われるプロトコルの組合せとして最も適切なものはどれか。

(ア)(イ)(ウ)送信者の端末送信側のメールサーバ受信側のメールサーバ受信者の端末
自作の模式図
  • ①ア SMTP・イ IMAP・ウ POP
  • ②ア POP・イ SMTP・ウ IMAP
  • ③ア IMAP・イ SMTP・ウ SMTP
  • ④ア SMTP・イ SMTP・ウ IMAP
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正解 ④ア SMTP・イ SMTP・ウ IMAP
解説
正解は「ア SMTP・イ SMTP・ウ IMAP」。送る方向とサーバ間の転送はSMTP、受信者が受け取る段階はIMAP(またはPOP)です。

なぜ
図の(ア)と(イ)はメールを相手の方へ送り出す段階、(ウ)は受信者が読む段階です。SMTPは、メールを相手の方へ送り出すためのプロトコルです。端末からサーバへ送るときも、サーバからサーバへ運ぶときも使います。最後に受信者が自分のメールサーバからメールを読むときは、IMAPやPOPを使います。

ひっかけ注意

・「ア SMTP・イ IMAP・ウ POP」…IMAPは受信者がメールサーバ上のメールを読むためのもので、サーバ間の転送(イ)には使いません。サーバ間はSMTP(25番ポート)で転送します。
・「ア POP・イ SMTP・ウ IMAP」…POP(110番ポート)は受信者がサーバからメールを取り出すときのプロトコルで、端末からサーバへ送る(ア)には使いません。(ア)ではSMTP(587番ポートなど)を使います。
・「ア IMAP・イ SMTP・ウ SMTP」…IMAP(143番、TLSでは993番ポート)は受信用なので(ア)の送信には使えません。SMTPは送り出す方向だけのため、受信者が読む(ウ)にも使いません。
問95-7・標準

HTTPは、それぞれのやりとりを独立に扱い、前のやりとりを覚えていない。そこで、Webサーバの指示でブラウザに保存され、次から同じサーバへ要求を送るたびに送り返される小さなデータが使われる。このデータを何というか。

  • ①Cookie
  • ②キャッシュ
  • ③ハッシュ値
  • ④パケット
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正解 ①Cookie
解説
正解は「Cookie」。サーバがブラウザに預けておき、次の要求のたびに返してもらう小さなデータです。

なぜ
HTTPだけでは、同じ人からの2回目の要求かどうかが分かりません。サーバが応答で Set-Cookie を送ると、ブラウザはそれを保存し、次から同じサーバへの要求に付けて送り返します。これで、サーバはさっきログインした人だと見分けられるので、ログイン状態やカートの中身を保てます。有効期限を付けないCookieはふつうブラウザを閉じるまで、有効期限を付けたCookieはその期限まで保存されます。

ひっかけ注意

・「キャッシュ」…一度受け取ったページや画像を手元に保存しておき、次に見るときに速く表示するためのものです。サーバへ送り返すためのデータではありません。
・「ハッシュ値」…データから決まった計算で求める短い値です。元のデータが少しでも違うと値が大きく変わるため、改ざんの確認に使います。
・「パケット」…データを小さく分けて送るときの1つ1つのかたまりです。宛先などを書いたヘッダが付いています。
問105-7・標準

Webブラウザのアドレス欄に鍵マークが表示され、URLが「https://」で始まっていた。このことから分かることとして最も適切なものはどれか。

  • ①サイトの運営者が悪質な業者ではない
  • ②サーバとの間の通信が暗号化されている
  • ③サイトに書かれた内容が正確である
  • ④ウイルス入りのファイルが置かれていない
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正解 ②サーバとの間の通信が暗号化されている
解説
正解は「サーバとの間の通信が暗号化されている」。鍵マークは、Webサイトとの通信が暗号化されていることを示します。

なぜ
HTTPSは通信の途中を守る仕組みです。サイトそのものが安全かどうかまでは保証しません。総務省によると、鍵マークには運営する組織が実在することを示す意味もあり、2つの意味が同じ形で表示されます。ただし、組織が実在しても、悪質でないことまでは分かりません。また、鍵マークが表示されているのにフィッシングサイト(偽サイト)である例が増えているとして、総務省は鍵マークだけで安心しないよう呼びかけています。

ひっかけ注意

・「サイトの運営者が悪質な業者ではない」…偽サイトでもHTTPSを使うことができるため、鍵マークだけでは運営者の良し悪しは分かりません。
・「サイトに書かれた内容が正確である」…暗号化は通信の途中を守るだけで、書かれている内容が正しいかどうかとは関係ありません。
・「ウイルス入りのファイルが置かれていない」…暗号化されていても、置かれたファイルが安全とは限りません。ダウンロードする場合は、配布元が信頼できるかを確かめます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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