部員5人が、連絡用のファイルを暗号化して共有したい。暗号化と復号に「同じ鍵」を使う暗号方式で、処理速度は速いが、鍵を相手に安全に渡す方法が課題となるものはどれか?
- ①公開鍵暗号方式
- ②ハイブリッド暗号方式
- ③共通鍵暗号方式
- ④ハッシュ関数
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正解は「共通鍵暗号方式」。暗号化(読めない形にすること)と復号(元に戻すこと)に、同じ鍵を使う方式です。
なぜ
計算が軽く、大量のデータもすばやく暗号化できます。しかし、相手にも同じ鍵を渡す必要があり、その途中で鍵を盗まれると暗号が読まれてしまいます(鍵配送問題)。また、2人の組ごとに別の鍵が必要です。5人のだれとだれが話しても他の人に読まれないようにするには、5×4÷2=10個の鍵がいります。代表例にAESがあります。
ひっかけ注意
・「公開鍵暗号方式」…暗号化と復号にペアの別々の鍵を使う方式。1人1組の鍵ペアで済むため、5人なら5組(10個)で足りるが、計算は重い。
・「ハイブリッド暗号方式」…共通鍵を公開鍵暗号の技術で安全に届け、データ本体は共通鍵で暗号化する組合せ。鍵配送問題を解決するための方式。
・「ハッシュ関数」…データから決まった長さの値を作る計算。鍵を使わず、元に戻す計算もないため、暗号化の方式ではない。